第5回 10年前のテレビ事情 2004/10/11 
 あれは、ちょうど15年前、1990年の秋頃のことです。
当時、私が住んでいた地域には、民放テレビ局は2局しかなく、テレビ東京はおろか、日本テレビ、テレビ朝日の番組さえリアルタイムで見ることが叶いませんでした。
なぜ、民放が2局しかなかったかというと、地元新聞社による利権問題があり、両者が意固地になっていたところがあった様です。
計画自体は、当時の時点で10年以上、もしかしたらそれ以上昔からあったようです。
あとは、新聞社の問題だけだったようです。
(その後、その件は、国の民放4局化政策のおかげか、県の実力者さんのおかげか、わずか数年で4局体制に激変することになります。その辺はまたの機会に。)

 当時、たった2局の民放テレビ局も、深夜には他局のドラマを放送してくれていました。
(もちろん、数週間遅れ、ひどくなると半年遅れての放送もありました。番組が放送されるだけ、まだマシだったのかもしれません。)
例えば、その当時の私は”三匹が斬る!”( 時代劇最盛期でしたね(^^) )
にハマってしまって、毎週ビデオを予約していました。
これも例には漏れず、第1、第2シリーズはテレビ朝日系に比べ、ずいぶん遅れて放映されたものです。

 さて、冒頭の1990年秋、私の住む街でも、第3シリーズが始まると知り、心を躍らせていた管理人は、もちろん第1話をビデオに録画しました。
翌日になって、ビデオを見ると・・・。
”何かおかしい・・・”
前シリーズのラストと繋がらないのです。おかしいと思って調べてみると、どうやら第1話は2時間SPだったようです。
その後、放送局に電話しました。
その際のやり取りを簡単にまとめますと、

 管理人:”第1話が抜けています。”
 受付の女性:”えっ!どういうことですか?それがないと、話が分からないのですか?”
 管理人:”前作のラストからも繋がりませんし、今シリーズのことも少し分かりません。”
 受付の女性:”分かりました、調べて放送するようにします。”

こんな感じでした。
実際は、今シリーズの新登場メンバーのことが分からなかっただけだったのかもしれません。
でも、時代劇というものは、大抵が一話完結型です。
アピールが弱いと、放送してくれる可能性が無くなるかもしれません。
管理人、必死のアピールでした。

 結局、SPは翌正月期の深夜、約10話くらい経過した後でしたが、無事放送されました。
そして、その後も一話も飛ばされること無く、このシリーズは無事全話放送に至りました。


 それから、2〜3年後、
この時、管理人は関西に住んでいました。
当時、関西地方(特に管理人の住むエリア)は民放5局+独立系2局(サンテレビ、KBS京都)とテレビ放送に関しての環境は抜群でした。
しかし、(意外なことでしたが、)そんな中でもバイスは未だ一度も再放送はされていなかったようです。
ちょうど、管理人がそのことに気づいた頃、関西でのマイアミバイスの初再放送が決定。
管理人はもちろん、関西のバイスファンは、かなり喜んでいたことでしょう。
なぜか、テレビ東京系のテレビ大阪ではなく日本テレビ系の読売テレビでの再放送でしたが・・・
(実際は、その当時、ムービープラス(旧 CSN1ムービーチャンネル)は開局しており、CATV等でバイスの視聴は既に可能だったようです)

待ちに待った第1話放映日、もちろんビデオのセットもバッチリです!(またかいな?)
時間は水曜?の深夜、もちろん管理人は起きています。
遂に、バイスが始まりました。
”あれ・・・?”
Trust Fund Piratesかいな!これって32話やわ、納得いかんな〜”
本編が終わると、次回予告がありましたが、
ブルーバックで”麻薬汚染を暴け!虚飾の上流家庭”とだけ、表示される始末。
”何でやねん!”

翌週の同じ時間、同じチャンネル
フランキーゴーズトゥハリウッドのリラックスが流れ出します。
”非常階段なんて無かった・・・ この坊や、生きてんのか?”

これは、管理人お気に入りのエピソードです。
エピソードに満足の後、エンディング・・・のはずが、今度は次回予告もなし。
管理人、ショックで気絶してしまいました。
翌エピソードは黄金の三角地帯と放送順はバラバラのまま
幸いこれは2話とも続きで放送してくれましたが・・・

立ち直ることの出来ない管理人は読売テレビに電話しました。(Little Princeの後だったかも知れません。あやふやな記憶です・・・)
そう、2〜3年前のあのことを思い出したのです。
”今度もイケるかも知れない”という淡い期待を胸に抱きつつ・・・
その際のやり取りを簡単にまとめますと、

管理人:”順番がバラバラだし、次回予告もエンディングもないんですけど、何とかなりませんか?”
受付の女性:”担当に回します。”
管理人:”順番がバラバラだし、次回予告もエンディングもないんですけど、何とかなりませんか?”
担当者”順番がバラバラなことは、よくあることですね〜、予告・エンディングは何とかなるかもしれません。”
管理人:”よく出来てるんで、なんとかお願いします。”

こんな感じだったと思います。
この後、28、29と続き、次の週の33話のエンディングで34話の予告が流れることになります。
管理人、一人だけのアピールではなかったのかもしれません。
しかし、予告だけは放送してくれる事になりました。
(これ以後も、順番がずれることは数度あり、その度に予告は切られましたが・・・)
結局、序盤のエピは放送されませんでしたし、エンディングも放送されないままでした。
エンディングに関しては、系列局が違うだけに難しいところがあったのでしょうね。
それでも、次回予告における二人の掛け合いを気に入っていたのは、決して管理人だけではなかったはず!
これだけでも、満足としておかなくてはならなかったのかな?

あの当時は、まだこんな時代だったのかもしれません。
話は戻りますが、時代劇というものは一話完結型なので、次回予告やSP版の放送は今となっては望めません。
放送局の方々も、”それがなくても分かりますから”、といった対応のようです。
再放送自体、エンディングがあればまし、予告編もあまり期待できない、といった感じですよね。
あれから、10年余りが経過いたしましたが、今ではどんな感じなのでしょうか?
このとき以来、管理人が放送局に電話したことはありません。
これからも、ないでしょうね・・・・・・多分。

現在でも、視聴者の中には、こんな疑問を持ちながら、放送局へお願いしている方々もいらっしゃることと思います。
でも、諦めない事が大切なのです。
いわゆる営業の精神こそが、まさにそこに通ずるのですから。(逆に、諦めも肝心なこともありますが・・・)
小さな積み重ねがやがて実を結びます。
そのとき形となって得られるもの、そして達成感はきっとみんなを満足させるものでしょう。

 話は変わりますが、まだまだ、視聴者主体の放送形式というのものは、難しいのかもしれません。
しかし、過去のテレビドラマのDVD-BOX化の例やCSの再放送番組、そして、たのみこむさんの活動内容などでも分かるように、
現在、徐々に時代がその方向に向きつつあるのは間違いありません。
例えば、たのみこむさん内でも、皆がリクエストするものは、過去の名作ドラマのDVD化や再放送依頼がそのほとんどなのです。
現在は、CS放送がこんな役目を請け負っているのかもしれません。
放送局の方々も、熱いスピリット(精神)をお持ちの方がそのほとんどです。
今の時代、そしてこれからは間違いなく、視聴者主体の形式も現れてくることでしょう。
そういった放送局も出来ていくことでしょう。(もちろん、商売が成立するものに限られてはしまうでしょうが)

 またまた話は変わりますが、バーネットさんの書き込みにもありました様に、’04年11月〜のAXNさんによる再放送は、本放映時にかなり近い形での放送が期待できそうです。
ただし、放送順序は本国放送順に倣う様ですので、現在のところ数話は次回予告が切られそうです。(日本の放送順は、本国とかなり違いますから。この辺はEpisodeのページを参照してください。)
ちなみに、私宛てにもバーネットさんと同じような内容のメールが返ってきました。
ただ、エンドテロップ?(提供後に写ったあの画面のことです)のことを聞くのを忘れていました、すいません。m(__)m
しかし、次回予告に関してですが、CSはデジタル放送ですので、予告を他のエピと入れ替えることも出来るかもしれません。
(これは、管理人の勝手な思い込みですが・・・)
(これを含めて)もし、再放送に関して、より多くのことを望むのであれば、自分がやるしかありません。
他の誰かがしてくれることはありませんし、自分がやるしかないのです。
数は力ですし、表がだめなら裏から、とか正面切る方法が全てではありません。(もちろん、失礼があってはいけませんが)
文章が、少し過激になってきましたので、この辺でいったん切りますね。

バイスも日本未放映エピソードや特番が、あわせて数十話作成されております。
この辺りも、この機会に放送してもらうチャンスがあるかもしれません。
ナッシュ ブリッジスの第6シーズンの例もあります。
可能性はかなり低いかも知れませんが、AXNさんなら日本版の製作をしてくれるかもしれません。
慌てる必要は無いのですから、計画を練ってリクエストしていくのも良いかも。
まずは、みなの知恵を出し合っていきましょう。